ハンドバイクの練習会を見学させていただきました!
2018年5月4日(金)
茨城県石岡市にて行われた、ハンドバイクの練習にお邪魔させていただきました。
左から、
松本さん(つくば市)、奥村さん(阿見町)、島田さん(坂東市)、川名さん(小美玉市)
平日は個人で練習やトレーニングを行い、週に1回、主に日曜日の午前中、
皆さんで集まり、合同練習をされているそうです。
ハンドバイク、という競技、皆さんはご存じでしょうか?
ハンドサイクルとも呼ばれ、手でクランク(ハンドル)を回し進む自転車です。
2008年の北京パラリンピックから、パラリンピックの正式種目となり、
より注目を浴びるようになったと、代表の奥村さんはお話しされます。
足を前に伸ばし、ベルトで固定した状態で乗車するため、
下肢に障がいがある方も乗ることが可能となります。
実は、ハンドバイクの練習を間近で見学させていただくのは初めての体験で、
「車で先に回って、待っていた方が良いよ。」
とアドバイスいただきました。
イメージが付かないまま、
一先ず先回りをして待っていたところ・・・
車の隣を走っているではありませんか!
ハンドバイクは自転車と同じく、公道を走ることが
許可されているのです。
風の抵抗を減らし、より速いスピードが出るように設計されており、
寝そべったような姿勢で、選手はハンドバイクを操作します。
公道を走る際、車からハンドバイクが確認できるように、
後方に旗が付けられています。
実際の、練習の様子はこちら。
スピード間で、カメラが追い付かず、何度も取り直ししていました。
迫力が皆さまに伝わりますよう;
平坦の道路では、時速40㎞ほど出ると言われるハンドバイク。
スピードもさることながら、驚いたのが、走り込みの距離です。
半日の練習では、60㎞~80㎞の距離を走りこみされているとのこと!
この日は、20㎞程のルートを3~4往復されていました。
朝8時に練習を開始し、11時過ぎまで筑波山付近を、
ほとんど休みなく走り続けていました。
日々の鍛錬なのですね。
スピード感と自然の中で走り抜ける爽快感に、
初めての見学ながら圧倒され、魅了されてしまいました。
ハンドバイクには大きく分けて2つの形があり
日常用の車いすの前に取り付けるつけることが可能な「アダプター式」と
よりスピードが出すことができる「レース式」で、
練習で皆さんが乗車しているのは「レース式」になります。
初めてハンドバイクに挑戦したい、という方には
「まずは、アダプター式がおすすめですよ。」と代表の奥村さん。
体力をつけてハンドバイクの感覚を掴んでから、レース式へ切り替える方法を
お話しくださいました。
今回は筑波山付近での練習でしたが、霞ケ浦周辺で練習されることも多いようです。
練習の見学はいつでも大丈夫、と優しく受け入れてくださいました。
現在はクラブとしての活動ではありませんが、現在は主に日曜日に
4~6名の方が集まり、合同練習をされています。
ハンドバイクにご興味を持たれた方、始めてみたいな、と感じた方は、
代表の奥村さんまで、ぜひご連絡してみてください♪
*練習メンバー、随時募集中!
*練習を引っ張ってくださる、ロードバイクに乗っている方も募集されています。
この度は、貴重な練習場面の見学をさせていただき、ありがとうございました!
茨城県 ハンドバイク練習会
代表:奥村さん
お問合せ先:wfr81154☆docomo.ne.jp
(☆を@に変更しお問合せください。)
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パラリンピック競技や、障がい者スポーツ
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