アーチェリーの体験会を開催しました!
2018年10月28日(日) 10:30~12:00
第4回車いすスポーツ体験会は、茨城県アーチェリー協会様にご協力をいただき、
茨城県立医療大学の体育館にて、アーチェリーの体験会を行いました!
茨城県アーチェリー協会理事長の飯島さま、野中さま、曽川さまには
前日の道具運搬や当日の朝早くからの会場設営から、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
体験会当日は、参加者さんと親御さんや担当セラピストさんの13名様
そして、茨城県立医療大学の学生さん4名様がボランティアとして集まってくださり、
とても賑やかな雰囲気の中、シッティングスポーツ体験会はスタートしました!
(右から、飯島さん、曽川さん、野中さん)
茨城県アーチェリー協会理事長の飯島さんは、2000年のシドニーパラリンピックに出場され
団体4位の経歴をお持ちの選手です。(すごい!)
「障がいをもちながら生きていけたのは、アーチェリーがひとつ、役立ったと感じています。
協会の理事長となり、何かしらの形でアーチェリーに恩返しができたらと考えています。
大変なこともありますが、これからも挑戦を続けていきたいですね。」
と、始めの挨拶でご参加の皆さんに向けて、お話しくださいました。
さあ!
いよいよ、体験会のスタートです!
始めに、飯島さんのデモンストレーションを見学しました。
弓から矢が放たれる音、的に矢が刺さる音が思いのほか大きくて、ちょっとびっくり。
自然と皆さんから拍手が♪パチパチ
それでは、準備をしてやってみましょう!
参加者さんの身体の動かせる範囲、力の出せる範囲はさまざま。
アーチェリーは、片手で的を狙って弓を固定し、もう一方の手で矢を力いっぱい引き、
タイミングよく矢を手から放す、という複雑で繊細な工程が重なります。
片手が不自由な方の場合、弓を引く際に口を使う方法もあるそうです。
どんな風に道具を固定したら良さそうか。固定できないとすれば?
弓を引く力、どこまで発揮できるかな。
それぞれの今出せる力と知恵を十分に使って、アーチェリーを体験していきます。
弓の固定を、講師の先生にお願いしてみたり。
あえて、手に付ける装具を外して、指を動かしやすくしてみたり。
弓の固定と狙いを定めるところを担当して、矢を引くのは先生や親御さんと協力したり。
打てば打つほど、皆さん上達していきます!
何度も挑戦して、的に矢が刺さったときの快感!
見ているこちらも、嬉しくなります。
親御さんも、一緒に参加しました♪
「お母さん、凄すぎるでしょ!見ててね!絶対当たるから!」
息子さんの応援にも力が入ります。
ご家族で、お友達やいつもお世話になっている方と、
同じスポーツを体験して過ごす時間も、良いですね。
実は、体験会を開催する前は、両上肢に障がいをお持ちの場合、
アーチェリーの体験は難しいかもしれず、見学になるかもしれません。
と、ご案内を出しておりました。
しかしながら、今回は参加者全員が、実際に道具に触れ、アーチェリーを体験し
体験会を終了することができました。
アーチェリー協会の皆さまが知恵を絞り、サポート方法や使用する道具、環境を工夫し、
参加者さまが「自分もやってみる!」と主体的に・意欲的に体験会に参加してくださったおかげです。
「楽しかった!」「またやってみたい」「難しかった」「弓がとても重かった」…
ご参加の皆さんが感じた気持ち、感覚、経験が
これからのスポーツ活動や、日々の生活に、少しでもお役に立てていただけたら
今回の体験会は大成功です♪
ご参加の皆さま、本日はありがとうございました!!
そして改めまして、茨城県アーチェリー協会の皆さま、ありがとうございました!
また、アーチェリー体験、やりたいですね。
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ここでお知らせです!
茨城県アーチェリー協会様のHPにて、
『【12月8日・9日開催】アーチェリー体験会 @笠松運動公園』
のご参加募集がご案内されております!
毎回、大盛況のアーチェリー体験会です。
お申込み締切は、2018年11月15日(木)
往復はがきのみ、での受付となっております。
詳しくは、茨城県アーチェリー協会HP からご確認ください。
*茨城県アーチェリー協会のホームページ
→ https://groups.google.com/forum/#!forum/archery_iaoi
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